システム屋日誌

情報システム構築、開発手法を中心に気が付いたことを書き留めます。ちいさなことから、おおきなことまで。もちろん、どうでもいいことも。。。
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技術戦略マップ
先月、経産省から技術戦略マップ2009が発表されました。
http://www.nedo.go.jp/roadmap/index.html

全部に目を通すと大変なので。
情報通信だけ、ダウンロードしてみてみることにしました。
最近は、単位がペタ〜ゼータなんですね。天文学的数字です。

ITロードマップ2009(書籍)も購入。
10年後のITを占ってみるかな。
Google Analytics を使う
最近、Google Analytics を使うことが多いので、色々と情報収集中です。
●料金と利用条件
Google Analytics 自体は無料で使えますが、
元々は AdWords のためのWebサイト分析ツールのようです。
解析結果を見るためには、Webサイトの HTML を修整して、トラッキングコードを追加する必要があります。従って、サイトのソースコードを修整できる人(サイトオーナーや管理者)であることが必要です。トラッキングコードは、Google Analytics ツール内で自動的に生成します。
トラッキングコードを埋め込んだ人は、他の人に、
解析用のアカウントを発行することができます。

●利用手順
(1)アカウント作成(Google Analytics ログイン用)
(2)トラッキングコード埋め込み
(3)プロファイル設定

以上で、基本的なレポートを取得できます。
プロファイルは、1アカウントで複数設定できます。
しかし、トラッキングコードの埋め込みが可能、または
トラッキングコードを埋め込んだ人から、利用許可を
受けている必要があります。

●アカウント
以前、アカウント作ったときはβ版でした。
ヘルプは英語のみだったので、
知らない間に有料化されたらどうしようと、ドキドキものでした。
現在は日本語の説明でアカウント作成ができるので、安心です。

● Analytics ヘルプ
基本的な用語や使い方などは、こちら。
http://www.google.com/support/analytics/
最新情報は、ブログ形式で通知されます。
http://analytics-ja.blogspot.com/

技術の流速
やっと筆記試験が終った。
でも、数人の先生から「面接まで気を抜くなよ〜」といわれる。
見抜かれてます。

仕事の面では。
久しぶりに socket 使ってます。
私と socket のお付き合いはとても長い。

15年前から使っている、1冊の本があります。
「Unix Network Programming」
最初、英語版を買いました。
今は、第二版の日本語版を愛用しています。

10cmもあって、結構スペースをとります。
最近は、使っていなかったので、一月ほど前に
捨ててしまおうかなと思ったけど。

最近、また socket 通信を C で組むことに。
久々に読み返したら、昔の書き込みがあって、懐かしかった。
ああ、こんなところにつまずいていたんだな、なんて。
前に読んだときは気が付かなかったけれど、
IPv6 について詳細に書かれていたりして、
ずいぶんと時代を先取りした内容だったんだな、と思いました。
とにかく、捨てなくて良かった!

Amazon で調べたら、20世紀から、改訂されていません。
しかも、決して古臭い技術ではない。
インターネットの基盤をしっかり支えています。
基幹の技術は、時を越えて残っているんですね。

技術(アーキテクチャ)によって、進化の速度は
少しずつ違うように思っています。
地球儀をクルクル回すと、赤道の辺りは目まぐるしく回る。
北極や南極は、文字が読み取れます。
Web2.0 は赤道の辺りに位置して、socket はグリーンランドくらいかな。
基幹に近ければ、進化はゆっくり。
ユーザに近いほど、速い。

基幹に近ければ、しっかりと基礎知識を身につけなければいけないし、
派手さも無い。その代わり、一度身についた技術は何年も使える。

ユーザに近ければ、時流に乗れる楽しさがあります。
スクリプトなど簡単に身につけれらる言語を使って、
短期間で新しいサービスをどんどん作っていく。
その代わり、1も年たてば次のことを覚えていかなければいけません。

どちらの技術をとるか。人それぞれでいいと思う。
いろんな技術者がいたほうが、面白いな。
リッチクライアントとシンクライアント
リッチクライアントはWebアプリケーション実行時のパフォーマンスの良さ、シンクライアントはセキュリティやリソース管理の容易さで注目されています。
 
デブとガリ。兄弟分のような名前ですが、2種類クライアントは、目的も、ハードやソフトの構成も全く違うものです。

【リッチクライアント】
目的は、Webアプリケーションのパフォーマンス向上。
従来のクライアントと異なる点は、Webアプリケーション実行時に、クライアント側で作業分担するための、flash や Curl などのツールを搭載していること、従来Webサーバ側が行ってきた画面描画や演算をクライアント側で実行することにより、サーバやネットワークの負担を減らしました。

【シンクライアント】
個人情報保護法を契機に、職場でのセキュリティ確保が重要視され始めました。シンクライアントはハードディスクやメモリをサーバ側に置き、一元管理。クライアントの利用者は、ネットワークを介してサーバ上のアプリケーションやデータを利用します。セキュリティ保持の他、アプリケーションプログラムや、セキュリティパッチなどのソフトウェアリソースを一元管理して、運用を楽にするという利点もあります。
UMLの勉強
今、UML をちゃんと書けるように練習しています。

UML っていうと、イコール、オブジェクト指向言語向け、Java 向けのツールと思われがちですが。私は、上流工程で情報システムの要件定義をまとめるためのツールとして「使える」と考えています。

教科書は「プロジェクトマネージャーのためのUML徹底活用」
UML を軸にして、デザインパターンや見積方法など、開発のちょっと外側にも、踏み込んでいるので、読み応えがあります。

最初は、概念的な説明が多いので・・・もし、オブジェクトの概念が大体わかっていてたら、最初は読み飛ばして7章から読むのがお勧めです。レンタルビデオ屋さんを例にとって、情報システムを設計します。ここで、各ダイアグラムがどんな役割をしているか、具体的にわかります。

プロジェクトマネージャのためのUML徹底活用術
ディザスタ・リカバリ
【ディザスタ・リカバリとは】
ディザスタ・リカバリは、直訳すると災害復旧。一般的には、災害時の企業の生産体制の維持や被災地の支援復旧を指します。ITの世界では、地震などの災害が起こったときでもシステムを運転し続けたり、データを復旧したりする仕組みを指します。

【手法1 バックアップ】
簡単な仕組みは、企業の中でデータのバックアップ体制を作ること。広域ネットワークを使って、遠隔地の拠点間で同じデータを保持する仕組み。夜間など、ネットワークが空いている時間を利用して、その日分のデータを他の拠点にコピーします。1箇所が被災しても、他の拠点に同じデータがあれば、リカバリ手順で復旧できます。

【手法2 ミラーリング】
もう少し高度な手法として、リアルタイムでデータのコピーを持ち合う「ミラーリング」があります。手法1のバックアップに比べると、復旧時間が短い(=可容性が高い)という利点がありますが、高速回線が必要だったり、サーバやアプリケーションのライセンスが複数必要なので、コストが高くつきます。

【コストとリカバリの対象】
どちらの手法も、想定する災害の種類でコストが変わってきます。
火災や停電など、局所的な災害であれば近郊の拠点間でバックアップシステムを構築すれば済みます。地震や台風など、広域災害の場合、数100キロ離れた拠点間でバックアップシステムを構築する必要があります。その場合、運用するスタッフも、近郊と違い、単純計算で2倍必要になります。
ディザスタ・リカバリを検討する場合、肥大したシステムをそのまま対象にすると、システム構築および運用コストをつり上げる原因になります。現存のサーバやストレージ、ネットワークの構成の見直しを検討し、無駄を無くした上でディザスタ・リカバリを行うことが必要だと考えます。

RAIDの進化 RAID6 と RAID10
【RAID の概要】
Redundant Arrays of Inexpensive Disks. 安いハードディスクを複数台、並列でつないで高速・大容量・信頼性を高める技術。0〜5までの6段階があり、次のような特徴を持つ。

RAID 0 データストライピングのみ行う 大容量+高速化
RAID 1 データのミラーリングのみ行う 信頼性UP 
   通常は、ディスク2台を使って実現
   ×同じデータ2台のディスクに書き込むため、利用効率が50%になる
RAID 2 エラー訂正を専用のディスクで行う(1台はエラー訂正用になる)
   データストライピングをビット単位で行う
   エラー訂正は、ハミング方式
RAID 3 エラー訂正を専用のディスクで行う(1台はエラー訂正用になる)
   データストライピングをビット単位で行う
   エラー訂正は、パリティ方式(軽度の誤りであれば検出時に訂正可能)
RAID 4 エラー訂正を専用のディスクで行う(1台はエラー訂正用になる)
   データストライピングをブロック単位で行う
   エラー訂正は、パリティ方式(軽度の誤りであれば検出時に訂正可能)
RAID 5 データストライピング+ミラーリング
   エラー訂正を複数のディスクに分散して行う(利用効率と信頼性UP)
   データストライピングをブロック単位で行う
   エラー訂正は、パリティ方式(軽度の誤りであれば検出時に訂正可能)
   ◎ディスクが故障しても、残りのディスクで信頼性をカバーできる。
   ×書き込み時、パリティ算出のオーバーヘッドがある

【実用化された規格】
実用化されているのは、RAID0 / RAID1 / RAID5 のみ。

【進化】
RAID6 と RAID10が登場し、普及しつつあります。正式には、RAID の定義には含まれていません。
RAID10 RAID1 と RAID0 を組みあわせた方式。まず、2台のディスクをミラーリングして、RAID1を構成。
   そのRAID1をさらにストライピング構成にする。
RAID6 RAID5の改良型。1つのデータに対して、2つのパリティを生成する。RAID5では、故障したハード
   ディスクの復旧中に、もう一台故障して、データが失われる可能性があった。
   ◎信頼性 > RAID5
   ×安価な製品は、パリティ生成をソフトウェアで行うため、オーバーヘッドが大きい。
    ハイエンドモデル(高価な製品)は、パリティ生成を専用ハードウェアで行うので、
    演算のオーバーヘッドが小さい。100万円以下の製品もある。

参考文献:日経BP社 IT Keyword2007
参考サイト:キーマンズネット
http://www.keyman.or.jp/search/network2/30000221_1.html
ネットワークアナライザ
ネットワークに流れるパケットやフレームを取り込んで、その内容を表示する機器。ネットワークの問題解析や、トラブルの予防のために使います。

ソフトウェア型とハードウェア型の2種類がある。ソフトウェア型は、PC等にインストールして使う。

【主な機能】
(1)ネットワークデータ(パケットやフレーム)収集
(2)障害発生時の原因解析
(3)ベースライニング(baselining)
  (普段どんなデータがどれくらい流れているか)
(4)異常の自動検知(または予測)

集計したデータをGUIで表示し、管理者が直感的に運用状況を把握できる製品もある。

SaaS
Software as a Service の略。ソフトウェアをサービスとしてとらえる考えかた。

クリーニングやピザの宅配など、一般的なサービスは、サービスを受けたときに料金を払います。今までソフトウェアは購入してずっと使うものでしたが、SaaSは、一般的なサービス同様、必要なときに代金を払うという考え方。

SaaSのユーザは、ライセンス料を契約期間に応じて払い、その間ベンダーからメンテナンスなどのサポートを受けます。

利用形態は大きく分けて2通りあります。ベンダからCD−ROMなどのメディアが送られてきて、ユーザが自分のコンピュータにインストールする「インストール型」と、インターネット経由で利用する「オンデマンド型」。オンデマンド型は、ASP(Application Service Provider)の発展型ともいえます。

ASPとの差異。
従来のASPは、標準的な業務アプリケーションをノンカスタマイズで提供するものが一般的でした。SaaSは、Webアプリケーションを利用するため、ユーザが画面やデータの構造を自由にカスタマイズできるメリットがあります。このような利用形態が可能になった背景には、高速通信回線の普及があります。

SaaSのメリットは。
ユーザのメリット:初期投資の金額をおさえることができる。柔軟性が高い。
ベンダのメリット:ユーザ自身に画面やデータのカスタマイズをゆだねるため、
         ASPと比較して手間が少ない。

課題。
最近は、ユーザ企業の基幹システムと連携するSaaSも登場してきている。このようなシステムはセキュリティや性能が問題視される。その対策として、システムの稼働状況を公開するSaaSベンダもあります。

今後の展望。
WebサービスやSOA(Service Oriented Architecture)の技術が普及してくれば、複数の事業者が提供するSaaSを組み合わせ、新たなサービスとして利用することも考えられます。

参考文献:日経BP社 IT Keyword2007
参考サイト:@IT情報マネジメント用語事典 http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/asp.html
SCM(Supply Chain Management)
サプライチェーン・マネジメント。供給連鎖管理。
原材料の調達から製造、流通、販売までの一連の流れを自動的に管理して、データを可視化する。経営陣は、サプライチェーン全体の動きを見ながら、迅速な判断(意思決定)を行うことができる。サプライチェーンにかかわる、複数の企業や組織の壁を越えて、プロセスの無駄を削減することを目的とする。

参考文献:あの会社はどうして伸びた―今から始めるIT経営