システム屋日誌

情報システム構築、開発手法を中心に気が付いたことを書き留めます。ちいさなことから、おおきなことまで。もちろん、どうでもいいことも。。。
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Webは誰のために作るのか
最近、Webシステム(ホームページ)を作る事が多いです。
私は技術者なので、Webシステムをソフトウェアと考えています。
しかし、それは立場や目的によって、違っているようです。

◆使う人の目的
(1)情報収集
(2)商取引(オンラインショッピング、ネットバンキングなど)
(3)娯楽(ゲーム、ネットTV・ラジオなど)

◆提供者の目的
(1)広告(自社、製品)
(2)商取引・対顧客サービス
(3)対ビジネスサービス

◆開発者
Webに関係する登場人物として忘れてならないのが、開発者。プログラマという意味ではなくて、提供者(クライアント)の要件を聞いてシステムを設計構築する立場の人(会社)です。

誰が、何のために使うかを最初に決めて、要所でブレないように
確認することが、低コストで高品質のシステムを構築のコツだと考えます。

しかし、現実には顧客が100%満足するWebを作ることは難しいです。保田勝通 奈良隆正著「ソフトウェア品質保証入門」によると、「カスタマー・サティスファクション(顧客満足度)は我々のゴールである。しかしカスタマー(顧客)の視点は毎月でも変わりうる。(PRAXIS社マーチン・トーマス)」とあります。

パッケージソフトウェアならまだしも、クライアントと不特定多数のネットユーザが顧客であり、CGM という文化を持つ Web の世界では、さらにハードルは高いです。

時間と共に変わる、顧客の視点とどう付き合うか。
開発そのものの技術力に加え、管理の技術を持つことの重要性を感じています。
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最近、webを作っていて常に頭にあることがある。それは、誰のために作るのかWebは誰のために作るのか ◆使う人の目的(1)情報収集(2)商取引(オンラインショッピング、ネットバンキングなど)(3)娯楽(ゲーム、ネットTV・ラジオなど)◆提供者の目的(1)広
RTLabで切磋琢磨するブログ | 2010/05/01 8:18 PM